ホンダCB400とカワサキZ400の違いと特徴

CB400の変遷

CB400の変遷

ホンダ CB400スーパーフォア ABS

 

HONDA CB400が登場したのは1974年です。これは「CB400FOUR」という名称で、1972年に登場した「CB350FOUR」というミニナナンハン風デザインが以外に人気が出ず、急遽、多きくイメージチェンジをして登場したモデルです。

 

わざわざ「FOUR」とついているのは、やはり4気筒を強調するためだったのだろうと思います。このバイクは既に相当に古いモデルですが、今でもプレミアム価格がついています。

 

その後、1977年には2気筒の「ホークⅡCB400T」が登場します。これは「2気筒で4気筒以上の性能!」というのをキャッチコピーにしたモデルで、非常に人気を得ました。そのため4気筒は一時生産されなくなります。

 

この2種類のCBに加えて、1981年には新しい4気筒の「CBX400F」が登場します。これも今では超プレミアがついており、いわゆる「CB」と言えば、これを思い出す人も多いかもしれません。パワーは当時最強の48馬力で、DOHC4バルブ、中空カムシャフト、インボードディスクブレーキ、デザインも最先端でした。

 

そして現在でも販売されている「CB400SUPER FOUR」が1992年に登場します。実はこのモデルはKAWASAKIで当時大人気だったゼファー400の影響が大きくあったようです。ゼファー400は後で詳しく述べますが、単なる性能ではなく、「雰囲気」が大きなポイントでした。このあたりからミドルクラスでのライバル意識はあったのでしょう。

 

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